先月、3月18日に「GoPro HERO7 Black Limited Edition Box」を購入していました。理由は、記録用として元々欲しかったのもですが、私の欲しい機能がほぼ全部入ってて黒色以外だったからだったり。
Gopro Hero7 Blackの売りである機能「HyperSmooth」で気になっていたことがあり、試してみたので書いてみたいと思います。
HyperSmoothとは
Hero7 Blackから実装された電子式画像安定化機能です。ジンバルを利用せずとも安定化機能でよりスムーズなビデオ撮影が出来るようになります。ただ設定画面に書かれている通り「広角 FOV 10%クロップ」されます。
では、その「10%クロップ」はどの程度のものなのでしょう?
「10%クロップ」を比較してみる
撮った動画を画像として出力したので、クロップがどのくらいされているのか比較しようと思います。
アーケード内などの閉所の場合
HyperSmooth無し(魚眼無し/広角/SuperView)
HyperSmooth有り(魚眼無し/広角/SuperView)
10%クロップは結構大きいですね。特に右にある洋服屋さんの青い看板でその違いが分かると思います。
開けている街中の場合
HyperSmooth無し(魚眼無し/広角/SuperView)
HyperSmooth有り(魚眼無し/広角/SuperView)
ビル群で比較すると画角の差を、また映る範囲が変わるので奥行き感が違いますね。
解像度について
クロップと言っても画角を削るだけなので、解像度は設定したものになるみたいです。今回比較用に撮影した動画のファイル確認しても、解像度は設定した値になっていたので、画質に関しては安心して良いと思われます。
詳しい仕組みは分かりませんが、設定した解像度にクロップされる10%分の解像度を付加して撮影しているのかな?と。ただそれだと電池の消費が激しくなると思うので、今後試す方法を見つけ次第検証してみたいと思います。
最後に
比較して感じたこととしては、「10%クロップは結構大きいな」と言うこと。
videoBlogerでKarmaGrip(gopro用のジンバル)を使っている方が結構いらっしゃるのは水平を保つためなのと電子ジンバルが夜に弱いことへの対策だと思っていましたし、また、motoBlogerが音質等の面で敢えてHero4Silverを使われているのはよく耳にしていましたが、もしかすると両者とも開放感のある動画を撮るためにはHyperSmoothは要らないと考えているのかもしれませんね。
ただ、私としては解像度に影響がなく、画角を多少削る代わりに気軽に使える強力な電子ジンバルと思えばとても有りです。実際、私自身その気軽さからHyperSmoothを利用して撮影することがとても多く「色んな風景をもっと動画撮りにいきたいな」と思わせてくれる、そんな素晴らしい機能です。